
当時、神戸大(神戸市)医学部6年生だった尾形さんは1995年1月17日、神戸のアパートで被災。ヒッチハイクで大阪の実家への避難を目指す中、幹線道路で2人が車に乗せ、腹ぺこの中で飲み物や食べ物もくれた。今月17日、2人に「お礼が言いたい」とツイッターで情報提供を求め、反響が寄せられた。
2人は当時神戸大生で、今は大阪在住の姫野輝英さん(50)と愛知在住の沓名(くつな)正樹さん(47)と分かった。姫野さんによると、当時暮らしていた神戸市東部のアパートが全壊。同じアパートの「銭湯仲間」だった沓名さんと、車で神戸市西部に別の人を送った後、戻る途中で尾形さんを乗せたという。
2人とも当時のことをよく覚えており、姫野さんは「信じられない。不思議な縁を感じます」、沓名さんは「名前を覚えていてくれてうれしいです」。尾形さんは「感激しています。探してくれた皆さんにお礼を言いたい」と喜び、再会を楽しみにしている。
(1月25日)
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January 25, 2020 at 07:05AM
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阪神大震災当時の恩人2人見つかり、25年ぶり再会へ 佐久の病院医師尾形さん - 信濃毎日新聞
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