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茨城)宇宙誕生からいまの茨城へ、大地の成り立ちたどる - 朝日新聞社

 水戸市を始め県内の「大地の成り立ち」を学べる特別展が、同市大町3丁目の市立博物館で開かれている。宇宙誕生からの地層の歴史を、古代生物の化石や地層のサンプルなど、関連資料約100点を展示して紹介している。

 138億年前の宇宙誕生から、今から2億年後、南極以外の大陸が一つになる「アメイジア超大陸」の時代まで、宇宙科学や地質学などの視点で年代ごとに紹介している。海底だった偕楽園周辺から発掘された古代のアザラシの仲間の化石や地層の標本などを展示。1800万年~150万年前に生息しており、北茨城市で大量の歯の化石が見つかった巨大ザメのアゴの復元模型なども見られる。

 日立市から訪れた会社員の小池武史さん(48)は「地域の歴史を自分で調べることはなかなかない。何げなく見ていた大地に、こんな歴史があったのかと驚いた」。関口慶久館長は「宇宙の変動と密接に関わりながら成り立っている我々の大地の歴史を広い視点から感じてもらいたい」と話した。

 3月15日まで。開館時間は午前9時半~午後4時45分。入場料200円、高校生以下と65歳以上は無料。(佐野楓)

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February 25, 2020 at 09:00AM
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