同協会は１９９０年の設立。火薬類取締法・施行規則の一部改正でモデルロケットが学校教材として使用できるようになり、数多くの無事故打ち上げを続けているそうだ。自作ノウハウの詰まった本の内容も楽しく、全国にたくさんの愛好家がいることを知った。
ロケットの宇宙飛行を夢想していたら、大分県国東市の大分空港が「宇宙港」になるという記事に心が躍った。航空機を利用した小型衛星の打ち上げ事業を手掛ける米企業の拠点「スペースポート」でアジアで初の選定。早ければ２０２２年から打ち上げが始まる予定だ。
企業は、音楽や航空事業などを世界展開するヴァージングループの傘下。会長のリチャード・ブランソンさんは１９９１年に都城市から熱気球による史上初の太平洋横断に飛び立った縁があるので「宮崎空港も検討してくれるとよかったが」とも考えたが、まずは隣県の夢が広がる話題を喜びたい。
ロケットは航空機につり下げ、離陸後に太平洋上で発射する方式。宇宙空間で人工衛星を切り離す。本県からは近いので、いつか見学に行きたい。本県の航空機産業などの製造業に関連が生まれて、県内のロケット愛好家の夢が宇宙に届くことも期待しよう。
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April 26, 2020 at 06:14AM
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