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衛星画像をAIで解析、赤潮発生予報…宇宙新興企業が開発着手 - 読売新聞

 宇宙新興企業「アクセルスペース」(東京都)は広島大学や保険会社などと共同で、人工衛星で撮影した画像や海のデータから、赤潮の発生を数日前に予報する技術の開発を始めた。2022年頃までに、漁業者向けのサービスとして提供する予定という。

 赤潮は、海や川でプランクトンが大量発生し、水が赤に近い色で見える現象。水中の酸素が減ったり、プランクトンがえらに詰まったりして、魚が大量死する。特に養殖漁業への影響が大きい。

 今回開発する予報は、衛星画像、海の流れ、海水の塩分量などのデータを基に人工知能(AI)で解析し、赤潮の発生や広がり方を予測する。漁業者が事前に柵で囲うなどの対策を講じられるよう、発生の数日前に養殖場のいけす単位で知らせる精度を目指すという。

 AIには、過去に赤潮が発生した時期の衛星画像や海流のデータなどを5~6年分、事前に学習させる。予報は将来的に、漁業者向けの損害保険を手がける東京海上ホールディングスが加入者向けサービスとして提供する方針だ。

 超小型衛星の開発を手がけるアクセルスペース社は、22年までに数十基の衛星を高度600キロ・メートルの宇宙に打ち上げ、2・5メートル四方を判別できる解像度の画像データを分析した様々なサービス展開を目指している。

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