不要になった水槽などを奈良県橿原市内の駐車場に捨てたとして、橿原署は1日までに、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで松竹芸能所属の芸人末吉孝充容疑者(26)と、建築作業員大田裕太容疑者(26)を逮捕した。

松竹芸能や漫才コンクール「M-1グランプリ」のホームページによると、末吉容疑者は「冨真(とみしん)」というコンビを2018年4月に結成し活動。19年のM-1は1回戦で敗退していた。

2人の逮捕容疑は、昨年12月29日午後、橿原市内の駐車場に水槽や段ボールなどの廃棄物約140キロを捨てた疑い。いずれも容疑を認めている。

橿原署によると、2人は副業として水槽で観賞用のエビを飼育し販売。昨年12月29日に倉庫を掃除し、不要になった水槽を軽トラックで運び、捨てたという。(共同)