NHKから国民を守る党・党首の立花孝志前参院議員(52)が任期満了に伴い3日、告示された神奈川・海老名市長選(10日投開票)に立候補し、「海老名をドバイにする」と連呼して怪気炎をあげた。

午後1時から海老名駅前での第一声で「NHK受信料の集金人の戸別訪問を禁止する市条例の制定」「NHKの受信料を未払いの世帯に年間5万円の助成金を給付」「市役所職員の給与を現行の2倍にしてNHK職員並みとする」など、異例の公約をぶち上げた。

助成金や市職員の給料倍増の財源として富裕層を優遇して市民として呼び込んで経済を活性化させる「ドバイ」構想を掲げた。3連休の中日の選挙戦初日となり、500人以上の聴衆が集まり、連絡通路で行った立花氏との撮影会には300人以上の行列ができた。同市長選には5期目を目指す現職で無所属の内野優氏(64)と、新人で無所属の氏家秀太(52=経営コンサルタント)が出馬し、三つどもえの戦いとなった。